あのとき学んだのさ

使い道も知らない鉄の塊運びながら重いな、と彼は笑顔で言った確かに重そうに、痩せた笑顔であろうことかそんときの俺日雇い労働の最中にさえ優しさ探してたんだろうよ心が明るくなったよ冷えきった安っぽい弁当それでも腹さえ減ってれば美味いもんさ、あの…

先延ばし先延ばし

タバコを吸うのを、先延ばしにする。片付けなきゃいけない書類を、先延ばしにする。沸かした風呂に入るのを、先延ばしにする。タバコをやめるのを、先延ばしにする。朝起きるのを、先延ばしにする。スヌーズ機能に頼る。夜寝るのを、先延ばしにする。朝、時…

日曜日午後9時

犬がいた。ジェイという名前だった。なぜジェイと名付けたのか、聞いたことはない。小学生一年生の頃である。自分の糞を隠す習性があったのを覚えている。犬なりに羞恥心があったのかもしれない。玄関の前に置かれた小さい犬小屋に、少し悲しげな顔をして、…

なぜが記憶に残っている言葉たち

を、列挙してみることにする。思いついた順である。「お前は何が不満なの?」「それ、いまスマホで調べればいいじゃん。」「100人に聞いたら100人があんたが間違ってるって言うだろうね。」「君と話してると色々気づくことがあるよ。」「助けて」「俺、書類…

久しぶりの更新。

長い間打ちやってあったブログに久しぶりの更新である。なぜ書く気になったのかというと、一口で表せばやはり「ストレス」ということになろう。ストレス解消法にもいろいろある。筆者は筋トレをする。筋トレにストレス解消効果があることは経験的にわかって…

鼻くそとマドンナと彼女

高校時代にとてつもない美女がいた。僕らの学年で四天王と呼ばれていた四人の美女の中でも一番の美女だった。当然かなりモテていて、サッカー部の長身イケメンと付き合っていた。一方で当時の僕は極度の対人恐怖症で、クラスメイトから挨拶などされてもまと…